皆さんは、缶や瓶のビールが余っちゃった…もう飲めない…なんて経験はありませんか?
筆者の旦那様は毎日缶ビールを2本飲むのですが、たま~に1本半で止めてしまい、残っていることがあります。
筆者はそんなにビールが好きではないので、この余ったビールを飲むことが出来ず、捨ててしまうことも多々ありました。でも、やっぱり捨てるのは勿体無い!というわけで、今回は残ってしまったビールの活用法をご紹介致します。
意外と美味しい!ビール・カクテル
日本ではビールは基本的にそのままで飲むものですが、ビールの本場、ドイツではそんなことありません。
実は、ドイツやアメリカではビールとコーラを混ぜたビールのカクテル、その名も「ディーゼル」が大人気なのです。作り方は簡単、ビールとコーラを同じ量ずつ混ぜれば出来上がりです。コーラとビールの割合は1対1が基本ですが、お好みでビールを多めにしたりコーラを多めにしたりしてOK。
もちろん、本来は気の抜けていない新しいビールで作るものですが、コーラに炭酸が入っていますのでちょっと気が抜けちゃったビールでもかなり美味しいのですよ。ビールは苦手な私ですが、これだと飲めてしまうのですよね。
ちなみに私はコーラを多めに入れていますが、これだとビールというよりは甘すぎない大人っぽいコーラという雰囲気。混ぜたものにレモンやミントの葉を添えるとよりカクテルらしくなりますよ。
意外な調味料、ビールでお料理!
気の抜けたビールは、お料理にも利用することが出来ます。
例えば固いお肉などを煮込むとき、下ごしらえでビールに漬け込んでおくと柔らかいお肉に大変身しちゃいます。
人によっては「牛肉のビール煮」「鶏肉のビール煮」など、浸け込まずにビールで煮ちゃう人も居るようです。ビールで煮る場合は少し量が必要なのですが、漬け込む場合はジップロックにお肉とビールを入れて空気を抜いて閉めると少量でも漬け込むことが可能です。
また、ビールはぬか漬けに入れるのも効果的ですよ。ぬか床に入れるお水の代わりにビールを入れるだけなので、とっても簡単。元々発酵食品同士で相性は抜群ですし、麦芽の苦味がぬか漬けの旨味を引き出してくれます。
ただし、ぬか漬けに入れる場合は入れ過ぎに注意してください。アルコール臭くなっちゃいます。
ビールでお掃除!しつこい汚れもピッカピカ!
「ビールが料理に使えるのは分かったけど、飲み残しを料理に使うのは抵抗が…」という方も居るかもしれません。
そんな方にはお掃除に使うのがオススメ。ビールのアルコールとビタミンEはキッチンの油汚れや皮脂汚れを落とすのに最適なのです。もちろん気の抜けたビールでも大丈夫ですよ。
お掃除の仕方としては、雑巾もしくはキッチンペーパーにビールを含ませて汚れている場所を拭き取ってください。汚れがしつこくて中々落ちない場合は、ビールを多めに含ませたキッチンペーパーで湿布して汚れを浮き上がらせると良いでしょう。
ただし、ビールにはアルコールの他に糖分も含まれていますので、ビールで拭くだけだと若干ベタつきが気になるかもしれません。その場合は水拭きで仕上げをしてくださいね。
ビールを使えば、観葉植物も元気に!
飲み残しビールの使い道はまだまだあります。
ビールの発酵した糖分は、植物の肥料としても役に立つのです。これこそ、本当に飲み残しの気の抜けたビールがぴったりですね。鉢植えや花壇、畑などにそのまま撒いてしまって大丈夫です。
発酵した糖分が栄養になるだけでなく、アルコールが雑菌や害虫の退治もしてくれるので、一石二鳥の肥料になるのです。また、観葉植物をお持ちの方は、飲み残しのビールをキッチンペーパーに含ませて薄く葉っぱに塗ると、緑色が鮮やかになります。
やっぱり人間が元気になれるものは植物にも良いということなのでしょうか。花瓶の水にウォッカを入れると花が長持ちするという話もありますし、アルコールは植物にも良い物なのですね。
お風呂にビール!…飲むのではなく?
ワイン風呂や日本酒風呂など、アルコールを加えたお風呂というのは今までも取り上げられたことがありますが、なんとビール風呂も体に良いということが分かってきました。
38度くらいの温めのお湯に1~3リットルのビールを入れ、20分くらいであがりましょう。あと、残念ながらお酒が飲めないという方は、酔っ払ってしまう可能性がありますので控えた方がいいですね。
ただ、1~3リットルというとかなりの量になりますので、これは飲み残しというわけにはいかないかもしれませんね^^; 家に沢山の人を呼んでビール開けたものの大量に余っちゃった…という場合くらいしか使えないですが。。
また、シャンプーにビールを混ぜるという人も居ます。この場合は、ビールを一度沸騰させてお使いのシャンプーに混ぜるというもの。髪の毛がツヤツヤになるそうです。こちらは少しだけ余っちゃった場合にぴったりですね。